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| 木造軸組工法 |
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柱・梁・土台を木の軸組で構成し、壁や屋根などの荷重を受ける工法。柱・梁・土台、それぞれの接合をいかに強くするかが、建物自体の構造の強さに結びつきます。接合の方法として、昔から大工さんの手で、仕口や継ぎ手など様々な加工方法が工夫されてきましたが、最近では金物で接合することが主流になっています。それにより、大工さんの熟練度に左右されず、安定した強度を得ることが可能となりました。また、水平方向の力に対して壁には筋交い、梁・土台・桁には火打ちなどの斜め材を入れて安定させます。木造軸組工法は、柱と梁で構成されているため、設計の自由度が高く、増改築の対応にも融通がききます。
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Q:木造軸組工法の構造材はなにがいいのでしょうか? |

構造材は、集成材とムク材どちらが良いのでしょうか? 現在、無垢ヒノキ、集成ヒノキ、集成スギのうちどれを使うか検討中です。質の良いムク材(乾燥材)は高価なので、市場には出回っていないと某メーカーから聞いたのですが、本当でしょうか?

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A:「性能(含水率)、コスト、質感や特性などを把握した上で、建て主自身が何に価値基準をおくかを考えて選択するとよいでしょう」 |

現在、木造住宅に使用されている構造用製材は、その乾燥手法によって天然乾燥材、人工乾燥材、未乾燥材の3種類に大別されます。これに集成材が加わりますが、構造部材としての集成材の特性については、QAコーナーのE03の中で説明をしていますので、ここでは省略させていただきます。一般に、天然乾燥材をAD材、人工乾燥材をKD材、伐採した後に特別な乾燥を施していない材をグリーン材と呼びます。 「市場に出回っていない高価なムク材」というのは、乾燥させるために時間も手間もかかる天然乾燥材を指しているものと思われます。しかし、構造部材としてはKD材、グリーン材、そして集成材が主流であるという現状を考えると、比較対象にAD材をあげるのは現実的ではありません。 含水率に着目すると、KD材は含水率の違いで、3つの水準(25%以下、20%以下、15%以下)に分けられ、25%を超える製材はグリーン材となります。ちなみに集成材は、10%前後であることが多いようです。 含水率の低い構造材を使用して家を建てると、乾燥による収縮が抑えられ、変形収縮による床鳴り、ひび割れ、建物のゆがみ等のトラブルを軽減することができます。特に瑕疵(かし)担保期間の10年義務化が施行されてからは、住宅供給者側も簡便で、安定した建物の品質保持の方法を模索し、その結果、これまで普通に使用していたグリーン材を、KD材や集成材に切り替えるケースが増えてきたようです。 ご質問にある「集成材とムク材のどちらが良いか」という点ですが、含水率だけで比較すると、上述のように確実に集成材の方が低いことが分かります。また、コスト面で比較しても、集成材の方が安価となります(木材のコストについては、農林水産省統計情報部のホームページで確認してください)。価値基準をコストと含水率におく場合は、集成材の方が良いといえるでしょう。しかし、木造軸組工法に木本来の特性を生かしたいと考える場合は、やはりムク材ということになります。 身近な例で考えると、木質系床材を選ぶ時に、複合フローリング材か無垢フローリング材で迷うことがあります。複合フローリング材はメンテナンス性が良く、一定した色味や木目が保証され、安価な物が選べます。無垢フローリング材は、メンテナンスに手間がかかる上、色むらなどの可能性があり、ある程度の収縮も覚悟しなければなりません。それでも、足触りや質感、季節による木の変化を楽しみたい人は、多少コストがかかっても、無垢フローリング材を選びます。同じ事が「構造部材を集成材とムク材のどちらにするか」という選択にも言えます。ただし、木の変化が、建物の品質に大きな影響を及ぼすとなると話は別です。 構造材は、その性能(含水率)、コスト、材の質感や特性それぞれを把握した上で、施主自身が何に価値基準をおくかということで選択していくことになります。 高断熱高気密 和風住宅 新潟県木造住宅は南部建築
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